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NovelAIのメタデータとは?見方と活用法を紹介

NovelAIで生成した画像を見返して、「この画像、どんなプロンプトで作ったんだっけ?」「せっかく良い画像が生成できたのに、設定を忘れて二度と同じクオリティで作れなくなった...」と思ったことはありませんか?

 

実は、NovelAIで生成された画像には「メタデータ」という情報が埋め込まれており、そこにすべての生成情報が記録されています。

 

この記事では、メタデータの基礎から実践的な活用法まで、初心者にも分かりやすく解説します。

 

NovelAI歴7,000時間以上、プロンプト集20個以上を販売している経験から、メタデータの見方と活用法について詳しく解説します。

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NovelAIのメタデータとは

メタデータとは、画像ファイルに埋め込まれた「生成情報」のことです。写真のExif情報(カメラで撮影した写真に記録される撮影情報のこと)と同じように、NovelAI で生成した画像には以下の情報が自動的に記録されます。

 

メタデータに含まれる主な情報:

  • プロンプト(使用したタグの組み合わせ)
  • 生成設定(モデル、Sampler、Steps、CFG Scaleなど)
  • シード値(画像の再現に必要な乱数)
  • 画像サイズやガイダンス設定
  • V4.5では強調構文(::)の数値も記録

 

なぜメタデータが重要かというと、上記のように「気に入った画像を同じ設定で再生成したい」といった場合に、メタデータがあればすべての設定を正確に再現できるからです。

※V4.5モデルでは強調構文の数値も記録されるため、細かい調整まで再現可能です。

 

メタデータの確認方法

メタデータを確認する方法は大きく2つあります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、状況に応じて使い分けましょう。

 

方法1:NovelAI画面で確認(推奨)

NovelAIの画像生成画面で、生成した画像を「ドラッグ&ドロップ」や「参照用画像を追加(任意)」で追加すると、画面中央にすべての生成情報が表示されます。これが最もオーソドックスな方法です。

 

この場合「プロンプト、ネガティブプロンプト、モデルバージョン、Sampler、Steps、CFG Scale、シード値、画像サイズ」などの、生成に使用したすべての設定を確認できます。また、V4.5では強調構文の数値も正確に表示されます。

 

メリット:

  • NovelAI内で完結、追加ツール不要
  • V4.5の新機能(強調構文の数値など)も正確に表示される

※V4.5では「1.5::smile::」のような数値指定が可能になり、この数値もメタデータに記録されます。これにより、表情の微妙なニュアンスまで再現可能になりました。

 

デメリット:

  • NovelAIで制作した画像のみの対応
  • 「画像をダウンロード」でダウンロードした画像のみ対応(名前をつけて画像を保存だと対応できない)

 

方法2:オンラインツールで確認

ブラウザ上でメタデータを確認できるオンラインツールもあります。

 

代表的なツール:

 

メリット:ソフトのインストール不要 

デメリット:特になし

 

このツールはサクッとメタデータを確認したい場合に非常に有効です。NovelAI公式ページの一部なので利用も安心です。

 

メタデータの活用法

メタデータは「ただ見るだけ」の情報ではありません。以下のような実践的な活用法があります。

 

活用法1:気に入った画像を再現する

メタデータがあれば、気に入った画像と同じ設定で別のバリエーションを生成できます。

 

手順:

  • 気に入った画像のメタデータを確認
  • すべての設定(プロンプト、Sampler、Steps、CFG Scaleなど)をそのままコピー
  • シード値だけを変えて生成(または「ランダム」に設定)

 

例えば、DPM++ 2M、Steps 28、CFG Scale 5.5という設定で、気に入った画像が生成できた場合、これらの設定はそのままにシード値だけを変えることで、同じ雰囲気で構図や表情が微妙に異なる画像を何パターンも生成できます。

※シード値以外の設定も微調整するのもOKです。

 

例:CFG Scaleを5.5→6.0に変えてプロンプトの効き具合を調整する事で、微妙に変化した画像を作ることができる。

 

活用法2:自分のプロンプトを管理する

生成した画像のメタデータを記録しておくことで、「どのタグの組み合わせが良かったか」を後から分析できます。

 

おすすめの管理方法:

  • 気に入った画像はフォルダ分けして保存
  • メタデータをテキストファイルにコピーして記録
  • ExcelやNotionで「タグ」「設定」「結果」を一覧化

 

こうすることで、自分だけの「成功パターン集」が作れます。

 

活用法3:トラブルシューティング

「昨日まで上手く生成できていたのに、今日は上手くいかない」という場合、メタデータを比較することで原因が分かることがあります。

 

特に比較すべき項目:

【最優先で確認】

  • モデルバージョン(V3 ↔ V4.5で結果が大きく変わる)
  • ポジティブプロンプト・ネガティブプロンプト

 

【次に確認】

  • Sampler(Euler、DPM++ 2Mなど)
  • Steps(通常28)
  • CFG Scale(通常5.0前後)

 

【細かい設定】

  • 画像サイズ
  • プロンプトガイダンスの再調整
  • ノイズ設定

 

特に重要なのがモデルバージョンです。例えばV3とV4.5では生成ロジックが大きく異なるため、同じプロンプトでも結果が大きく変わります。

 

【実例】急に画像のクオリティが落ちた場合

✓ 確認項目:

  • モデルがV3→V4.5に変わっていないか
  • Steps数が意図せず変更されていないか
  • 画像サイズが変わっていないか

 

→ メタデータを確認することで、どの設定が変わったのか一目で判明可能

 

「前は上手くいったのに全く違う画像になった」場合、モデルが切り替わっている可能性があります。その場合、モデルを戻すか、プロンプトを該当モデル用に調整する必要があります。

 

メタデータが消える・見られない場合

メタデータは画像ファイルに埋め込まれていますが、以下のような場合に消えてしまうことがあります。

 

メタデータが消える主なケース

  1. 画像編集ソフトで保存し直した場合: 

Photoshopなどで画像を編集して保存すると、メタデータが削除されることがあります。

対策:

  • 気に入っている元画像は必ず別で保存しておく
  • 編集後の画像には「_edited」などの目標をつける

 

  1. SNSにアップロードした場合: 

Twitter(X)、Instagram、Discordなどは、アップロード時にメタデータを自動削除します。これはプライバシー保護のためです。

対策:

  • SNSで共有する場合は、プロンプトを別途テキストで記載する
  • 元画像は自分のPCやクラウドに保管しておく

 

  1. スクリーンショットで保存した場合: 

画面キャプチャで保存(スクショ保存)すると、メタデータは含まれなくなります。

対策:

  • NovelAIの画像を保存するときは、「画像をダウンロード」ボタンから正式にダウンロードする

 

よくある質問

Q1: メタデータは誰でも見られるのですか?

A: はい、画像ファイルを持っている人なら誰でも見られます。メタデータは暗号化されておらず、公開情報となっています。プライバシーに関わる情報(アカウント名など)は含まれませんが、プロンプトの内容は見られます。

 

Q2: メタデータを削除することはできますか?

A: できます。画像編集ソフトで保存し直すか、専用のメタデータ削除ツール(ExifToolなど)を使えば削除できます。ただし、メタデータを削除すると自分でも再現できなくなるので、元画像は必ず保存しておきましょう。

※seseの場合は「Photo space X」を使って、軽く色合いや画像サイズを調整して上書き保存=メタデータ削除をすることが多いです。

 

Q3: JPEGやJPGでもメタデータは保存されますか?

A: NovelAIはPNG形式で画像を出力します。PNGのメタデータはExif形式ではなく、PNG特有の「tEXtチャンク(PNG画像特有の情報保存領域)」に保存されます。JPEGに変換すると、メタデータが消える可能性が高いです。

 

Q4: V3のメタデータをV4.5で使えますか?

A: 使えますが、同じ結果にはなりません。V3とV4.5では生成ロジックが異なるため、同じプロンプトでも出力が変わります。特に品質タグ(V3は「best quality」、V4.5は「very aesthetic」)や強調構文の仕様が異なります。V3の画像を再現したい場合は、モデルをV3に戻すことをおすすめします。

 

まとめ

NovelAIのメタデータは、画像生成のすべての情報が記録された「設計図」です。メタデータを活用することで、以下のようなメリットがあります。

  • 気に入った画像を再現できる
  • 他の人の技術を学べる
  • 自分のプロンプトを体系的に管理できる
  • トラブル時に原因を特定できる

 

メタデータを見る習慣をつけることで、NovelAIが格段に使いやすくなります。まずは手元にある、NovelAIで生成した画像のメタデータを確認することから始めてみましょう。

 

さらに効率的に実践したい方へ

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