
「NovelAIでイラストを生成したけど、なんだか思った通りにならない...」「プロンプトガイダンスって数値があるけど、何か設定するの?」「値を変えたら絵の雰囲気が変わったけど、どう使い分ければいいか分からない...」
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、NovelAIのプロンプトガイダンス(正確度)について、その役割から具体的な使い方、最適な設定値までまるっと解説します。
初心者でも、この記事を読むことで、プロンプトガイダンスを使いこなして思い通りのイラストが生成できるようになるでしょう。
NovelAI歴7,000時間以上、プロンプト集20個以上を販売している経験から、プロンプトガイダンスについて詳しく解説します。
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プロンプトガイダンスとは何か
プロンプトガイダンス(Prompt Guidance)とは、AIがプロンプト(指示文)にどれだけ忠実に従うかを調整する数値です。
プロンプトガイダンスは、NovelAIの日本語画面では「正確度」と表示されることもありますが、同じ設定を指しています。
ガイダンス値による出力内容の違い:
- 値を高くする → プロンプトの指示に厳密に従う
- 値を低くする → AIが自由に解釈する余地が増える
つまり、プロンプトガイダンスは「AIの自由度」をコントロールする設定なのです。
プロンプトガイダンスの役割
AIの「プロンプトへの反応度」を調整する
プロンプトガイダンスの最も重要な役割は、AIがプロンプトにどれだけ忠実に反応するかを決めることです。
例えば、「1girl, red hair, blue eyes, smile」というプロンプトを入力したとします。
プロンプトガイダンスが高い場合:
- AIは「赤髪」「青い目」「笑顔」という指示を厳密に守り、それ以外の要素(背景や服装など)は最小限にします
プロンプトガイダンスが低い場合:
- AIは「赤髪」「青い目」「笑顔」を基本にしつつ、背景や服装、小物など、プロンプトに書いていない要素も自由に追加します
このように、プロンプトガイダンスは「AIの創造性」と「指示の厳密さ」のバランスを取る役割も持っています。
絵の雰囲気とスタイルに影響を与える
プロンプトガイダンスは、単にプロンプトへの反応度を変えるだけでなく、生成される絵の見た目そのものにも大きな影響を与えます。
具体的には、以下のような変化が起こります。
プロンプトガイダンスが低い場合(2~4程度)
- ふわっとソフトな印象
- 絵画的で幻想的な雰囲気
- 輪郭が柔らかい
- 色彩が淡く、グラデーションが滑らか
プロンプトガイダンスが高い場合(7~9程度)
- パキッとシャープな印象
- 詳細でくっきりした表現
- 輪郭が明瞭
- 色彩が鮮やか、コントラストが強い
なぜこのような変化が起こるのかというと、プロンプトガイダンスが高いほど、AIは「プロンプトで指定された要素を強調する」ように働くためです。その結果、線がはっきりし、色が濃くなり、全体的にシャープな印象になります。
逆に、プロンプトガイダンスが低いと、AIは「プロンプトに縛られず、全体のバランスを重視する」ため、柔らかく自然な雰囲気になります。
プロンプトに書いた要素の「効き目」を変える
プロンプトガイダンスは、プロンプトに書いた各要素がどれだけ強く反映されるかにも影響します。
例えば、「smile(笑顔)」というタグをプロンプトに入れた場合:
- プロンプトガイダンスが低いと、微笑み程度、または笑顔にならないこともある
- プロンプトガイダンスが高いと、はっきりとした笑顔になる
そのため、「プロンプトに書いたのに反映されない」という場合、プロンプトガイダンスを上げることで解決できることがあります。
ただし、ガイダンスを上げすぎると今度は「色が不自然に鮮やか」「輪郭が強すぎる」といった問題が発生するため、適切なバランスを見つけることが重要です。
ガイダンスの設定値による見た目の変化
低い値(0~3)
- 見た目: ソフトで幻想的、輪郭がぼやけている、色彩が淡い
- 問題点: プロンプトが反映されにくい、何が描かれているか不明瞭
- 使い道: 水彩画風、ファンタジー背景
- 注意: 画風をコントロールしにくい
標準的な値(4~6)
- 見た目: 自然な雰囲気とシャープさのバランスが良い
- 問題点: 特になし(最も安定)
- 使い道: 一般的なイラスト、初めて使うプロンプト
- V4/V4.5のデフォルト値: 5.5
高い値(7~10)
- 見た目: シャープでくっきり、色彩が鮮やか、細部まで精密
- 問題点: 色が不自然に鮮やかすぎる、輪郭が強すぎる
- 使い道: プロンプトを確実に反映させたい、複雑な指定をしたい
- 注意: 「プロンプトガイダンスの再調整」機能との併用を推奨(後述)
プロンプトガイダンスの基本的な使い方
プロンプトガイダンスの設定場所
- NovelAIの画像生成画面を開く
- 画面左側の設定欄を確認
- 「正確度」または「プロンプトガイダンス」という項目を探す
プロンプトガイダンスの調整方法
スライダーで調整
- つまみをドラッグして値を変更
- 0.1単位で調整可能
数値を直接入力
- 数値欄をクリックして入力
- 0.1単位で調整可能
ガイダンス値の調整手順
最初はデフォルト値(5.5)で生成します。
結果を評価
- プロンプトが反映されているか?
- 柔らかすぎる、またはシャープすぎるか?
必要に応じて調整
- プロンプトが反映されない → +0.5~1.0
- 柔らかすぎる → +0.5~1.0
- シャープすぎる、色が鮮やか → -0.5~1.0
出力結果次第で、少しずつ調整していきます(0.5刻みを推奨)。
プロンプトガイダンスを初めて使う場合は
- まずはデフォルト値(5.5)で試す
- プロンプトが反映されない場合は+0.5~1.0上げる
- 色が鮮やかすぎる場合は-0.5~1.0下げる
- 0.5刻みで少しずつ調整する
ガイダンスの推奨設定値
推奨範囲: 4.5~6.5 デフォルト値: 5.5
最新モデルのV4.5では、デフォルト値5.5で十分な効果が出ます。
用途別の推奨値
- 一般的なイラスト: 5.5(デフォルト)
- 柔らかい雰囲気: 4.5~6.5
- プロンプトをやや正確に反映: 6.5~以上
- シャープで硬い雰囲気(プロンプトを確実に反映):8.0〜以上
よくある失敗と解決策
Q: プロンプトに書いた要素が反映されない
症状:「red hair(赤髪)」と指定したのに、茶髪や黒髪になってしまう。「smile(笑顔)」と書いたのに、真顔になっている。
原因:プロンプトガイダンスが低すぎるため、AIがプロンプトの指示よりも「学習データで多く見たパターン」を優先してしまっています。
解決方法
方法1: プロンプトガイダンスを上げる
- 現在の値から0.5~1.0上げてみましょう
- 例: 4.5 → 6.0 または 6.5
方法2: 数値強調構文を使う
- NovelAI V4.5では、「数値::タグ名::」という構文で特定のタグを強調できます
- 例: 「1.5::red hair::」のように書くと、赤髪の指定が1.5倍強く反映されます
方法3: プロンプトの順序を見直す
- NovelAIでは、プロンプトの先頭に近いタグほど強く反映されます
- 重要な要素は先頭に配置しましょう
注意点: プロンプトガイダンスを上げすぎると、今度は「色が不自然に鮮やか」「輪郭が強すぎる」という問題が発生します。少しずつ調整しましょう。
Q: 絵の色が不自然に鮮やかすぎる
症状:生成された絵の色が異常に明るく、鮮やかすぎて不自然。特に空や肌の色が極端になっている。
原因:プロンプトガイダンスが高すぎるため、色飽和(色が極端に強調されすぎる現象)が起こっています。
解決方法
方法1: プロンプトガイダンスを下げる
- 現在の値から0.5~1.0下げてみましょう
- 例: 8.0 → 6.5 または 6.0
方法2: プロンプトに色調整タグを追加する
- 「soft color」「pale color」などのタグを追加すると、色味を抑えられます
方法3: プロンプトガイダンスの再調整機能を使う
- NovelAIには「プロンプトガイダンスの再調整」という設定があります
- この値を0.3~0.7程度に設定すると、高いプロンプトガイダンス値を使っても色飽和を抑えられます
- 設定場所: 画面左下の「詳細設定欄の中」にあります
プロンプトガイダンスの再調整機能の使い方
- プロンプトガイダンスを希望の値(例: 7.0)に設定
- 「プロンプトガイダンスの再調整」欄を探す
- 0.5程度の値に設定
- 画像を生成して確認
- まだ色が強すぎる場合は、再調整の値を0.7程度に上げる
なぜ再調整機能が有効なのか:
この機能は、プロンプトガイダンスの「プロンプトへの反応度」は維持したまま、「色の過剰な強調」を抑えることができるためです。つまり、「プロンプトは確実に反映させたいけど、色は自然にしたい」という場合に最適なのです。
Q: 絵がぼやけて何が描かれているか分からない
症状:生成された絵全体がぼやけていて、輪郭がはっきりしない。何が描かれているのか判別しにくい。
原因:プロンプトガイダンスが低すぎます。特に4以下の値では、この症状が顕著に現れます。
解決方法
方法1: プロンプトガイダンスを上げる
- 最低でも4.0以上、できれば5.0以上に設定しましょう
- デフォルト値の5.5から始めるのが安全です
方法2: プロンプトをより具体的にする
- プロンプトガイダンスが低い場合、AIは「何を描くべきか」の判断材料が少なくなります
- より詳細なプロンプトを書くことで、この問題を軽減できます
方法3: サンプラーを変更する
- 一部のサンプラー(画像生成の手法)は、低いプロンプトガイダンスでもシャープな画像を生成できます
- 「Euler Ancestral」や「DPM++ 2M」を試してみましょう
注意: プロンプトガイダンスが低い状態(2~4)は、意図的に「幻想的でぼやけた雰囲気」を出したい場合を除き、使用を避けましょう。
Q: プロンプトガイダンスをいじると画像が崩れる
症状:プロンプトガイダンスを変更すると、手や顔などの細部が崩れたり、変なノイズが出たりする。
原因:
- プロンプトガイダンスが極端すぎる(0に近い、または10に近い)
- または、他の設定(ステップ数、サンプラーなど)との相性が悪い
解決方法
方法1: 推奨範囲内で調整する
- V4.5モデルなら、まずは4.5~6.5の範囲内で調整しましょう
- この範囲なら、崩れは起こりにくいはずです
方法2: ステップ数を確認する
- ステップ数が少なすぎると、画像が崩れやすくなります
- NovelAIのデフォルトは28ステップですが、これは適切な値です
- 特別な理由がない限り、28ステップにしておきましょう
方法3: サンプラーを変更する
- サンプラー(画像生成の手法)によって、プロンプトガイダンスとの相性が異なります
- 「Euler Ancestral」または「DPM++ 2M」がおすすめです
方法4: プロンプトを見直す
- プロンプトに矛盾する指示が含まれていると、プロンプトガイダンスを変えた時に崩れやすくなります
- 例: 「long hair, short hair」のように、矛盾する指示は避けましょう
応用テクニック
テクニック1: 用途別の最適設定を知っておく
生成したいイラストの種類によって、最適なプロンプトガイダンスは異なります。
ポートレート(顔アップ): 5.5~6.5
- 理由: 目、鼻、口などの細部を正確に描く必要があるため、標準付近が適切
全身イラスト: 5.0~6.0
- 理由: 全身のバランスを見る必要があるため、中程度が適切
風景・背景: 4.5~5.5
- 理由: 自然な雰囲気が重要なので、やや低めが良い
複数キャラクター: 6.0~7.0
- 理由: 複数キャラの描き分けは難易度が高いため、高めの値が必要
これらは「最適なプロンプトガイダンス」なので「絶対この数字である必要」はないですが、各種数値を覚えておくと出力がスムーズに進みます。
テクニック2: プロンプトガイダンスの再調整機能を使う
高いプロンプトガイダンス値(7.5以上)を使うと、プロンプトは確実に反映されますが、色が不自然に鮮やかになる「色飽和」という問題が起こります。
そこで、「プロンプトガイダンスの再調整」機能を使うことで、プロンプトへの反応度は維持したまま、色の過剰な強調だけを抑えることができます。
プロンプトガイダンスの再調整の使い方:
- プロンプトガイダンスを7.0以上に設定
- 詳細設定で「プロンプトガイダンスの再調整」を探す
- 初期値として「プロンプトガイダンスの再調整」を0.5に設定して生成
- 色が強すぎる場合は「プロンプトガイダンスの再調整」を0.7前後、薄すぎる場合は0.3前後に調整
例: プロンプトガイダンス7.5 + 再調整0.5 = 「プロンプト反映度は7.5のまま、色味はガイダンスにおける6.0程度」となる。
まとめ

この記事では、NovelAIのプロンプトガイダンスについて、基本的な役割から具体的な使い方まで解説しました。
プロンプトガイダンスの重要ポイント
- AIがプロンプトにどれだけ忠実に従うかを調整する数値
- 低い値(4以下): 柔らかく幻想的、プロンプトの効きは弱い
- 標準的な値(4~6): バランスが良く、初心者におすすめ
- 高い値(7以上): シャープで鮮明、プロンプトの効きは強いが色飽和に注意
推奨設定値
- 迷ったら: 5.5(デフォルト値)
- 一般的なイラスト: 5.0~6.0
- 柔らかい雰囲気: 4.5~5.0
- シャープな印象: 6.0~7.0
よくある失敗と対処法
- プロンプトが反映されない → ガイダンスを上げる、数値強調を使う
- 色が鮮やかすぎる → ガイダンスを下げる、再調整機能を使う
- 絵がぼやける → ガイダンスを5.0以上に上げる
使いこなしのコツ
- 最初はデフォルト値(5.5)で試す
- 0.5刻みで少しずつ調整する
- 気に入った設定をメモしておく
- 用途に応じて使い分ける
プロンプトガイダンスは、NovelAIで思い通りのイラストを生成するための重要な設定です。この記事の内容を参考に、ぜひ色々な値を試して、自分好みの設定を見つけてください。
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