
清楚系キャラのセリフを作っていて、「なんか話し方が分からなくなってくる」ということはないでしょうか。語尾を「〜ですわ」「〜ございます」に変えただけでは、清楚らしさはなかなか出ません。
清楚系キャラの台詞は、語尾よりも「丁寧さの中に、控えめな本音をどれだけにじませるか」で決まります。今回は日常の6つの場面を取り上げ、清楚系の口調で揃えたセリフ例と、その組み立て方を紹介します。※小説・同人誌・ボイス台本・AIでのキャラクター作りなど、どんな制作場面でも使っていける内容になっています。
清楚系のほか、ギャルやツンデレなど全8タイプの性格ごとに、この記事では紹介しきれない場面のセリフを『【創作・同人・AI】タイプ別セリフ辞典(※成人向け商品注意)』にまとめています。
日々の創作や同人誌、ボイス台本、AIでのキャラクター作りまで使っていけます。成人向けの内容ですが、どんなセリフが入っているか気になる場合は、ページを覗いてみてください。
清楚系キャラの口調のルール
一人称:私
呼び方:あなた(聞き手に直接語りかける)
話し方:ですます調で、丁寧に落ち着いて話す
気持ちの出し方:控えめに、でも嘘はつかずに伝える。照れると言葉が少し詰まる
距離の取り方:自分からは踏み込みすぎず、ひと言たずねてから近づく
気づかい:言葉の中に、小さな礼儀や思いやりがにじむ
使う言葉:ありがとうございます、うれしいです、よかったら、少しだけ、恥ずかしいです
言わないこと:くだけすぎた言葉、乱暴な言葉、からかいや煽り、「〜ですわ」などのお嬢様言葉、「〜いただけますか」などの丁寧すぎる敬語
ポイントは、丁寧な言葉づかいを崩さないまま、本当の気持ちを少しずつこぼしていくことです。はっきり言い切らない控えめさと、それでも嘘はつかない素直さ。その両方があるのが、清楚らしさの正体です。
1:あいさつ・待ち合わせ系
会った瞬間の、品のあるあいさつと小さな照れを見せたい場面に向きます。
「おはようございます。お待たせしてしまいましたか? …よかった。少し早く着くつもりで、家を出てきたんです」
「今日は、誘ってくれてありがとうございます。昨日の夜から、少しだけそわそわしていました」
「その服、とてもお似合いです。…あの、思ったことをそのまま口にしてしまっただけなので、気にしないでくださいね」
「私の服、変ではないでしょうか。…あまり着ない色なので、似合っているか少し心配で。でも、今日は少しだけ挑戦してみたくて」
「髪、風で乱れていませんか? …直してくれるんですか。すみません、ありがとうございます。少し、くすぐったいですね」
「今日はどこへ行きますか? よかったら、前から行ってみたかった場所がひとつあるんです」
「歩くのが遅くて、すみません。…合わせてくれているんですね。その気づかいが、うれしいです」
「会うのは久しぶりですね。…元気そうで、本当によかったです。ずっと気になっていたので、顔を見たらほっとしました」
「…あの、隣を歩いてもいいですか? 少し離れていると、なんだか落ち着かなくて」
口調のポイント
待ち合わせの場面は、丁寧なあいさつから入るのが基本です。服を褒めたあとに「気にしないでくださいね」と照れて引くような、言い切らない控えめさが清楚らしさになります。隣を歩くときも、ひと言たずねてから近づくことで、品のよさが伝わります。
2:お茶・食事系
一緒にお茶をする、手料理をふるまうなど、穏やかな時間の場面に向きます。
「このお店、前から気になっていたんです。あなたと一緒に来られて、うれしいです」
「紅茶、とてもいい香りですね。…ひと口飲むと、気持ちまでやわらかくなる気がします。あなたと一緒だから、なおさらかもしれません」
「どれにするか、迷ってしまって。…よかったら、おすすめを教えてもらえますか?」
「お弁当を作ってきたんですけど、口に合うか分からなくて。…少しだけ、食べてみてもらえますか?」
「おいしいって言ってもらえて、ほっとしました。…実は、何度も味見をしてしまったんです」
「…口元に、少しついています。…いえ、笑ってなんていません。ただ、少しかわいらしいなと思って」
「お茶のおかわり、いかがですか? …私も、もう少しだけこうしてお話ししていたいので」
「ごちそうさまでした。こうして向かい合って食事をするのは、やっぱり少し照れくさいですね」
「お会計は、私にも払わせてください。…いつも助けてもらっているので、今日くらいは私にお礼をさせてほしいんです」
口調のポイント
食事の場面では、丁寧な言い回しと、ほっとした本音を組み合わせます。「何度も味見をしてしまった」のように、がんばったことを控えめに打ち明けるのが型です。おかわりを勧める流れで「もう少しお話ししていたい」と気持ちを添えると、品のある甘さが出ます。
3:図書館・勉強系
本を読む、勉強するなど、静かな場所で過ごす場面に向きます。
「この本、読み終わったところなんです。とても素敵なお話だったので、よかったら読んでみてください」
「静かな場所は落ち着きますね。…小さな声でなら、少しお話ししても大丈夫でしょうか。周りの人の邪魔にならないように、気をつけますね」
「分からないところがあったら、遠慮なく言ってくださいね。私で分かる範囲なら、手伝います」
「…あ、すみません。読むのに夢中になってしまって、声をかけてくださったのに気づきませんでした」
「この一文、とても好きなんです。…読んでいるうちに、なぜか胸が温かくなってしまって」
「隣、座ってもいいですか? …ありがとうございます。一人で読むより、なんだか安心します。ページをめくる音まで、心地よく感じて」
「勉強、おつかれさまです。少し休憩しませんか? 温かいお茶を持ってきたんです。甘いものも、少しだけ用意してきました」
「あなたの字、とても丁寧ですね。…見ていると、書いた人の人柄が伝わってくる気がします」
「今日はいい時間でした。…また、こうして一緒に過ごせたら、うれしいです」
口調のポイント
静かな場所では、声の大きさまで気づかうような丁寧さが合います。好きな一文を打ち明けるように、自分の内面を少しだけ見せると、清楚さに奥行きが出ます。字や仕草をさりげなく褒める一言を入れると、よく見ていることが品よく伝わります。
4:雨の日系
傘に入る、雨宿りをするなど、自然と距離が近くなる場面に向きます。
「雨、降ってきてしまいましたね。…よかったら、私の傘に入っていきませんか?」
「肩、濡れていませんか? もう少しこっちに寄ってください。…あの、近すぎたら、言ってくださいね」
「傘、持ってくれるんですか。…ありがとうございます。あなたが持ってくれると、なんだか安心します」
「雨の音、嫌いではないんです。…こうして並んで聞いていると、少し特別に感じます」
「ハンカチ、使ってください。…いえ、返さなくても大丈夫です。濡れたままでは風邪をひいてしまいますから」
「雨宿り、もう少しだけしていきませんか? …止むまで、あなたとお話しできたらうれしいので」
「足元、気をつけてくださいね。水たまりが多いので。…あ、手を、貸してくれるんですか」
「雨の日に会うなんて、思っていませんでした。…少しだけ、雨に感謝したい気分です。こんなこと言ったら、笑われてしまいますね」
「傘、ありがとうございました。今度会うときに、ちゃんと返しますね。…それまで、借りていてもいいですか?」
口調のポイント
雨の場面では、距離が近づくたびに「近すぎたら、言ってくださいね」と気づかいを添えます。自分から近づきすぎない控えめさが、かえって気持ちを伝えます。借りた傘を「それまで借りていてもいいですか?」と次に会う口実にするような、ささやかな本音が型です。
5:帰り道・夕暮れ系
一日の終わりに、名残を惜しむ場面に向きます。
「今日は、本当に楽しかったです。…時間がたつのが、こんなに早く感じたのは久しぶりでした」
「夕焼け、きれいですね。…この景色を、あなたと一緒に見られてよかったです。きっと、ずっと覚えています」
「駅まで送ってくれるんですか? …すみません。でも、正直に言うと、うれしいです」
「…あの、手を、つないでもいいでしょうか。…ありがとうございます。少しだけ、恥ずかしいですね」
「次は、いつ会えますか? …あ、無理にとは言いません。あなたの都合のいいときで大丈夫です。返事、楽しみに待っていますね」
「もう少しだけ、ゆっくり歩いてもいいですか? …まだ、お別れしたくなくて」
「今日のこと、メモに書いておこうと思います。…忘れたくない一日になったので」
「家に着いたら、連絡をもらえますか? 無事に帰れたか、気になってしまうので」
「それでは、また。今日は、本当にありがとうございました。…どうか、気をつけて帰ってくださいね」
口調のポイント
帰り道は、清楚系が一番素直になる場面です。「すみません。でも、正直に言うと、うれしいです」のように、遠慮のあとに本音をそっと続けるのが型です。手をつなぐときも許しをもらってから、恥ずかしさを小さく口にすると、上品な可愛らしさが残ります。
6:プレゼント・お礼系
贈り物を渡す、受け取る、お礼を言うなど、気持ちを伝える場面に向きます。
「これ、よかったら受け取ってください。…あなたに似合いそうだと思って、選んでみたんです」
「気に入ってもらえましたか? …よかった。渡すまで、少しだけ緊張していました。何度もお店に戻って、選び直したんです」
「私に、くれるんですか? …ありがとうございます。大切に、大切に使いますね」
「この前は、助けてくれてありがとうございました。あのとき、本当に心強かったです。ずっと、きちんとお礼を言いたくて」
「お誕生日、おめでとうございます。…あなたが生まれてきてくれた日に、一緒にいられてうれしいです」
「お返しなんて、気にしないでください。…喜んでもらえたなら、それで十分ですから」
「もらったもの、毎日使っています。…使うたびに、あなたのことを思い出してしまって」
「お礼の言葉、うまく言えなくてすみません。…でも、本当に、心からうれしいです」
「これからも、仲良くしてもらえたらうれしいです。…あの、今のは、ちゃんと本心ですからね」
口調のポイント
プレゼントの場面では、大げさに喜ぶのではなく「大切に、大切に使いますね」と静かに気持ちを伝えます。うまく言葉にできないことを素直に認めるのも、清楚系らしい誠実さです。最後に「ちゃんと本心ですからね」と小さく念を押すと、控えめな中にもはっきりした想いが残ります。
語尾だけ変えた失敗例
よくあるのが、普通のセリフの語尾だけをお嬢様風にして、清楚系にしたつもりになる例です。
失敗例
「今日はとても楽しかったですわ。ありがとうございます」
語尾を整えても、中身はただのあいさつなので、清楚というより距離のあるお嬢様に聞こえます。丁寧さを保ったまま、控えめな本音を添えると、次のようになります。
修正例
「今日は、本当に楽しかったです。…あの、また会えたら、うれしいです」
清楚系キャラのセリフ集:まとめ

※この画像は「誌面版:【ChatGPTメイン】一発画像生成超複合プロンプト辞典」の内容をカスタムして作ったものです。
清楚系キャラのセリフは、丁寧な言葉を崩さない、本音は控えめにこぼす、近づく前にひと言たずねる、小さな気づかいをにじませる、の4つで組み立てられます。この型を押さえておけば、場面が変わっても同じキャラクターの口調として読めるはずです。
今回紹介したセリフは、以下の辞典の考え方を元に、日常の場面へ展開したものです。
清楚系キャラのほか、ギャルやツンデレなど全8タイプの性格ごとに、この記事では紹介しきれない場面のセリフを『【創作・同人・AI】タイプ別セリフ辞典(※成人向け商品注意)』にまとめています。
日々の創作や同人誌、ボイス台本、AIでのキャラクター作りまで使っていけます。成人向けの内容ですが、どんなセリフが入っているか気になる場合は、ページを覗いてみてください。