
※バージョンに関する注意
アーティスト系プロンプト辞典に収録している、アーティスト単体でのV5動作テストは問題ありませんでしたが、この記事に掲載している特定の組み合わせ・構成においては、V5だと出力に若干のズレが生じるものがあります。記事の内容のものも基本的にはV5でも使用可能ですが、記事通りのニュアンスを再現したい場合はV4.5での使用を推奨します。
NovelAIでアーティストタグを使うことがあると思います。単体でも十分なアーティストタグですが、複数名をブレンドすることで、単体タグでは出せない絵柄が生まれることがあります。
今回は悪役&ヴィラン系をテーマに、
・退廃的な貴族吸血鬼
・組織の頂点に立つボス
・狂気の科学者
・堕ちた聖性を持つ堕天使
・妖しい魔女
・重厚なラスボス
・幼い姿の強大な悪役
など、方向性の異なるアーティストのブレンドパターンを7つ紹介します。
本記事で紹介するプロンプトは、いずれも私がBOOTHで展開している『アーティスト系プロンプト辞典』を元に複数のアーティストを組み合わせ、実際の検証を経たブレンドプロンプトです。適役・悪役系の絵柄を探している方は、まずここから試してみてもいいでしょう。
→セセはBOOTHにてプロンプト集を多数販売しています(R18商品多数注意!)
プロンプトのコントロール
本記事では「数値::タグ::」形式のプロンプト重み付け方式を使用しています。数値を変えることで、プロンプトの強弱をコントロールできます。
- 弱める表現:0.5::smile::
- 通常の表現:smile
- 弱い強調:1.1::smile::
- 中程度の強調:1.3::smile::
- 強い強調:1.5::smile::
この重み付け方式の詳しい説明は以下の記事で行っています。
効果が薄い場合は、
- 数値を上げて重み付けを強化する(例:1.3:: → 1.5::)
- 長すぎるプロンプトは短縮する
- 基本プロンプトを優先し効果強化プロンプトは補助的に使用する
といった方法を試してみてください。
効果が強すぎる場合は、
- 数値を下げて重み付けを弱める(例:1.3:: → 0.8::)
- 短縮版(後述)を使用して要素を簡素化する
といった方法を試してみてください。
また、本記事内で紹介するプロンプトは「NovelAIメイン」ですが、適切に変換すれば他のAIでも使っていけます。
>>【コピペで解決】NovelAIプロンプトを他のAIに変換する方法
※本パターン集ではウェイトをあえて省いています。まずウェイトなしで試し、気に入った方向性が出たら好みのアーティストだけ強調してください。
1:貴族吸血鬼系
格式ある衣装とゴシックの退廃感が重なり、退廃美が漂う絵になるパターンです。貴族的な吸血鬼・ヴァンパイア系キャラクターに向きます。
tony taka style, weri style, ikeda riyoko style, tomino yoshiyuki style, vampire aristocrat elegant costume, immortal seductive expression, cold gothic atmosphere
構築ロジックの解説
「tony taka style」と「weri style」がメインとして「艶やかな肌の質感と、幻想的で気品のある人体」の方向性を決め、「ikeda riyoko style」のスパイスが「格調高い衣装の意匠」を、「tomino yoshiyuki style」が「一枚絵としての構図の重み」を加えます。
「immortal seductive expression, cold gothic atmosphere」が冷たいゴシックの色調と妖艶な表情に固定するので、貴族らしい退廃美が絵柄に宿ります。
2:組織系ボス系
重厚な描き込みと冷たい色調が重なり、組織のボスの重みが伝わる絵になるパターンです。犯罪組織・秘密結社のボス系キャラクターに向きます。
miura kentaro style, araki hirohiko style, redjuice style, obata takeshi style, criminal organization boss presence, cold commanding expression, dark mythic scale
構築ロジックの解説
「miura kentaro style」と「araki hirohiko style」がメインとして「重厚な描き込みと、強烈な自己主張を帯びたポージング」の方向性を決め、「redjuice style」のスパイスが「透明感のある発光と現代的な色彩」を、「obata takeshi style」が「緻密な表情の説得力」を加えます。
「cold commanding expression, dark mythic scale」が冷徹な威圧感と神話的なスケールに固定するので、組織のボスらしい重みに、一筋縄ではいかないカリスマ性が加わります。
3:科学者悪役系
精密な描写と冷たい色調が重なり、内に秘めた狂気が伝わる絵になるパターンです。狂気の科学者・天才系悪役キャラクターに向きます。
shirow masamune style, redjuice style, anno hideaki style, gomzi style, mad scientist dark design, cold calculating expression, industrial dark palette
構築ロジックの解説
「shirow masamune style」と「redjuice style」がメインとして「精密な機構描写と、透明感のある冷たい発光」の方向性を決め、「anno hideaki style」のスパイスが「一枚絵としての構図の緊張感」を、「gomzi style」が「濃密で力強い描き込み」を加えます。
「cold calculating expression, industrial dark palette」が無機質な色調と計算高い表情に固定するので、狂気を内に秘めた知性が絵柄に定着します。
4:堕天使系
繊細な翼の描写と感情的な表情が重なり、堕ちてなお聖性が漂う絵になるパターンです。堕天使・失墜した聖者系キャラクターに向きます。
panpanya style, tsuge yoshiharu style, ikuhara kunihiko style, an2a style, fallen angel dark wing detail, melancholic tragic expression, gothic elegant atmosphere
構築ロジックの解説
「panpanya style」と「tsuge yoshiharu style」がメインとして「独特な間合いのある構図と、素朴で味わいのある線」の方向性を決め、「ikuhara kunihiko style」のスパイスが「象徴的で耽美な色彩演出」を、「an2a style」が「繊細な感情表現の陰影」を加えます。
「melancholic tragic expression, gothic elegant atmosphere」が哀愁を帯びた表情とゴシックな気品に固定するので、堕ちてなお聖性が絵柄に現れます。
5:魔女系
神秘的な雰囲気と不穏な色調が重なり、禍々しさと妖艶さが同居する絵になるパターンです。魔女・呪術師系キャラクターに向きます。
jiang shan style, orange maru style, maruo suehiro style, mochizuki minetaro style, dark witch elaborate costume, mysterious arcane expression, deep dramatic atmosphere
構築ロジックの解説
「jiang shan style」と「orange maru style」がメインとして「神話的な人体の方向性と、感傷的で温度のある色彩」を決め、「maruo suehiro style」のスパイスが「妖しさを帯びた装飾の密度」を、「mochizuki minetaro style」が「湿度のある空気感」を加えます。
「mysterious arcane expression, deep dramatic atmosphere」が不穏な色調と神秘的な表情に固定するので、禍々しさと妖艶さが同居する魔女像が生まれます。
6:ラスボス系
重厚な描き込みと圧倒的な存在感が重なり、物語の頂点に立つ者の凄みが伝わる絵になるパターンです。ダークファンタジー系ラスボス・反英雄の一枚絵に向きます。
miura kentaro style, mizuki shigeru style, hagiwara kazushi style, maruo suehiro style, dense crosshatch texture, ornate dark beauty, cold sci-fi palette
構築ロジックの解説
「miura kentaro style」と「mizuki shigeru style」がメインとして「重厚な描き込みと、土着的で不穏な意匠」の方向性を決め、「hagiwara kazushi style」のスパイスが「荒々しい線の圧」を、「maruo suehiro style」が「妖しさを帯びた装飾美」を加えます。
「dense crosshatch texture, cold sci-fi palette」が緻密な陰影と冷たい色調に固定するので、物語の頂点に立つ者としての凄みが絵柄に宿ります。
7:幼い悪役系
繊細な表情と暗めの色調が重なり、見た目とは裏腹な強大さが漂う絵になるパターンです。幼い見た目の強大な悪役・チャイルドヴィラン系キャラクターに向きます。
kantoku style, adachi mitsuru style, tomino yoshiyuki style, ikuhara kunihiko style, young villain elegant dark costume, innocent yet sinister expression, refined dark cute atmosphere
構築ロジックの解説
「kantoku style」と「adachi mitsuru style」がメインとして「透明感のある肌と、繊細で柔らかな表情」の方向性を決め、「tomino yoshiyuki style」のスパイスが「一枚絵としての構図の格」を、「ikuhara kunihiko style」が「象徴的で耽美な色彩演出」を加えます。
「innocent yet sinister expression, refined dark cute atmosphere」が無邪気さの奥に潜む不穏さに固定するので、見た目の可憐さと意外な強大さが同居する絵柄が生まれます。
まとめ

今回ご紹介したブレンドパターンは、当ショップ(BOOTH)で展開している以下のアーティスト系プロンプト辞典を元に組み合わせた応用例(実例)です。
収録している約380名のアーティストタグを素材として、自分だけの絵柄を自由に構築したい方は、ぜひ辞典を入手してご活用ください。