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【ChatGPT画像生成】アニメ風絵柄の作り方とプロンプト例

 

ChatGPTの画像生成機能でアニメ風の画像を作ってみたら、思っていた仕上がりと少し違った、という場面によく遭遇します。

 

「アニメ風にしてください」とだけ伝えても、それらしい絵にはなるものの、狙った画風には届かないことがあります。望んだような絵柄にはならなかったり、特定の作品名を入れたら生成を断られてしまったり、といった悩みもよく見かけます。

 

本記事では、ChatGPTでアニメ風絵柄を作る際のプロンプト例を、要素ごとに解説します。崩れやすい部分への対策や表現の工夫も含めて紹介するので、これからChatGPTでアニメ風イラストを試したい方の参考になれば幸いです。

 

セセは、NovelAIを中心にプロンプト集を多数制作してきました。本記事ではその経験も踏まえつつ、ChatGPTならではのプロンプトの考え方をまとめています。

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ChatGPTのプロンプトは、画像生成AIとは考え方が異なる

ChatGPTの画像生成は、画像生成AI(NovelAIなど)のようなタグ形式のプロンプトとは仕組みが異なります。

 

例えばNovelAI では「1girl, smile, school uniform」のように、単語をカンマ区切りで並べる書き方が基本です。

 

一方でChatGPTは自然言語で指示を出すAIなので、「制服を着た女の子が笑っている様子、アニメ風のイラストにせよ」のように、文章で伝える形になります。

 

そのため、画像生成AIのタグの知識をそのまま持ち込もうとすると、ChatGPTにうまく伝わらないことがあります。そしてChatGPTの画像生成では、以下のような要素を文章の中に自然に盛り込んでいく意識が重要になります。

 

  • 被写体(誰を、何を描くか) 
  • 画風(アニメ風、水彩風、セル画風など) 
  • 表情やポーズ 
  • 構図やアングル 
  • 背景や光の当たり方 
  • 避けたい要素(崩れやすい部分への注意書き)

 

これらを一つの文章、または箇条書きに近い形でまとめて伝えると、意図が伝わりやすくなります。

 

1. 基本のアニメ風変換プロンプト

写真やアイデアをアニメ風に変換する際の基本形を紹介します。

 

「この写真を日本のアニメ風のイラストに変換せよ。表情豊かな瞳と、なめらかな配色を意識し、輪郭線をはっきりめに描く」

 

このように、「アニメ風」という単語だけに頼らず、瞳の描写や線の太さといった具体的な要素を添えると、狙った雰囲気に近づきやすくなります。

 

ChatGPTの画面には、文章での指示に加えて、あらかじめ画像のスタイルを選べる機能も用意されています。この機能を利用するのもありです。

※とはいえ、セセはこの機能を使ったことはありますが、頼ったことはほとんどありません。ほとんどの場合、通常のチャット欄からプロンプトを入力して画像生成をしています。

 

2. 画風を指定するプロンプト

「アニメ風」と一口に言っても、レトロな雰囲気から現代的な雰囲気まで幅があります。狙いたい方向性を言葉で補足すると、仕上がりの差が出やすくなります。

 

「ブラウン管テレビに映るような、90年代アニメ風の街並み。粒子感のある色合いで、レトロな雰囲気を意識せよ」

 

「水彩画のような柔らかいタッチを取り入れた、アニメ風の背景。光の滲みや透明感を意識せよ」

 

などのように、時代背景や画材のイメージを言葉で添えると、単に「アニメ風」と伝えるよりも方向性が絞りやすくなります。

 

3. 英語表記を組み合わせて精度を高めるプロンプト

ChatGPTはNovelAIなどと違って日本語で十分に指示が伝わりますが、専門的なキーワードについては、英語表記の方が安定して反映される傾向があります。

 

同じシーンを例に、3つの指示を比べてみます。

 

日本語のみのプロンプト

「夕暮れの校舎の屋上に立つ女子高生、アニメ風のイラスト、輪郭線がはっきりしたセル画調で、夕方の柔らかい光」

被写体や場面はしっかり伝わりますが、「セル画調」や「柔らかい光」といった画風・質感の部分は、伝わり方にブレが出ることがあります。

 

英語のみのプロンプト

「A high school girl standing on the school rooftop at sunset, anime style illustration, cel shading, bold outlines, golden hour lighting」

画風や光の質感に関する単語がそのまま英語で伝わるため、意図した通りの仕上がりに近づきやすくなります。ただし、英語タグに不慣れな場合は書くことにハードルを感じるかもしれません。※ここでの英語タグは、「日本語のみのプロンプト」をAIで英語に変換してもらっただけのものです。

 

日本語と英語を組み合わせたプロンプト

「夕暮れの校舎の屋上に立つ女子高生、cel shading, bold outlines, golden hour lighting」

伝えたい内容の中心は日本語のままにしておき、画風や光の質感に関わる部分だけを英語の単語に置き換える書き方です。まずは日本語のみで試してみて、狙った仕上がりに届かない部分があれば、その箇所だけを英語に置き換えています。

 

4. 崩れやすい部分をあらかじめケアするプロンプト

ChatGPTの画像生成に限らず、AIによる画像生成全般では、顔や手のバランスが崩れやすいという傾向があります。特に崩れやすいとされているのは、構図が複雑な場合、画面内で顔が小さい場合、背景や服装など他の要素の情報量が多い場合、複数人を同時に描く場合などです。

 

これを踏まえると、顔を安定して描いてもらいたい場合は、以下のような工夫が有効です。

 

「顔がしっかり分かる構図で、やや斜めからのアングル、1人だけを描く」

 

構図を欲張らず、人物を1人に絞り、顔がある程度大きく写る構図を指定するだけでも、崩れを軽減しやすくなります。

 

また、一度のプロンプトに多くの要素を詰め込みすぎると、AIの解釈が追いつかず、結果的に崩れにつながることもあります。要素を絞り込んだシンプルな指示から始めて、うまくいかない部分だけを追加で指示していく進め方もおすすめです。

 

5. 著作権に配慮した「〇〇風」の言い換え

「鬼滅の刃風」「ジブリ風」など、特定の作品名をそのまま入力すると、生成が制限されたり、著作権上のリスクが生じる場合があります。これを回避するためには、作品名を直接使わず、その作品を構成する要素に分解して伝える方法がおすすめです。

 

「大正時代を思わせる和風の世界観で、鬼と戦う剣士。着物の柄には市松模様を取り入れ、輪郭線がはっきりとした和風アニメの画風。」

 

このように、時代背景・服装の特徴・色使いなどを言葉で説明すると、作品名を使わずとも近い雰囲気を狙うことができます。なお、画風を参考にすること自体は問題になりにくい一方、既存キャラクターに酷似した仕上がりを公開・商用利用する場合は注意が必要になることもあります。※ジブリ風は一時期騒がれましたしね。

 

6. 追加の指示で微調整するプロンプト

一度生成した画像に対して、チャット形式で続けて指示を出せる点も、ChatGPTの特徴の一つです。

 

  • 「もう少し瞳を大きく」
  • 「背景を夕焼けに変更せよ」
  • 「表情を少し柔らかくせよ」

 

このように、対話を重ねながら少しずつ理想に近づけていく使い方ができます。一度で完璧な仕上がりを狙うよりも、数回のやり取りを前提に進める方が、結果的にスムーズに生成できることが多いです。

 

手持ちの画像を、そのままアニメ風に近づけたい場合

ここまでは文章から新しくアニメ風画像を作る方法を紹介してきましたが、「手元にある写真やイラストを、できるだけ近い形でアニメ風に変換したい」という要望もあるでしょう。

 

この場合、まずは画像をアップロードして「この写真をアニメ風に変換せよ」のように、シンプルに指示してみるのが最初の一歩です。ChatGPTは画像を直接解析できるので、詳しいプロンプトを組み立てなくても、この一言だけで変換が始まります。

 

ただ、これだけでは狙った雰囲気に届かず、画風や構図の細かい部分が思うようにならないこともあります。そうした場合に、画像の要素を分解して、自分好みに指示し直せるようにしたのが「【ChatGPTメイン】画像解析・再現プロンプト生成フレームワーク」です。

 

フレームワークをコピーして画像とともにアップロードするだけで、その画像を要素ごとに分解した再現用の詳細なプロンプトをChatGPTが自動で組み立ててくれます。分解された要素は、被写体・画風・配色といった単位で自分好みに書き換えれるので、シンプルな指示だけでは届かなかった部分も、狙って調整できるようになります。

 

フレームワークはアニメだけでなく、写真や広告、ゲームUIなど幅広いジャンルの画像に対応しており、「完全再現」「一部変更」「世界観拡張」といったモードも18種類用意しています。

 

応用:もう一段本格的なプロンプトの組み方

ここまでは、一文の指示を出発点に少しずつ調整していく方法を紹介してきました。もう一段先の書き方として、画面をエリアごとに分けて一度に指示する方法もあります。「一発画像生成超複合プロンプト辞典」に収録している、アニメ情報誌の表紙を再現するプロンプトの一部を紹介します。

 

以下のプロンプトを、そのままChatGPTに放り込んでみてください。

[役割] アニメ・漫画情報誌の表紙デザイナー。話題作への期待感・キャラクターの魅力・最新情報の熱量を、派手な見出しと高密度ビジュアルで表現する月刊アニメ情報誌の表紙を設計する。

[画面のレイヤー構造]

  1. 画面上部(誌名ロゴ帯):上部約12%。鮮やかな赤背景。「ANIME & MANGA PRESS」を極太コンデンスドサンセリフ体で中央配置。白文字×太い黒縁。右上に「2026年4月号」「月刊発行」「No.256」を白文字の太ゴシック体で。
  2. 左側サイドバー(雑誌情報帯):白背景の縦帯。「¥950(税込)」「月刊発行」「No.256」を縦書き配置。下部にバーコード。
  3. メインビジュアル(中央・全体の約65%):アニメ調の女性魔法使いキャラクター。銀白色のロングヘア。青紫色の瞳。魔法杖を前方へ突き出したアクションポーズ。濃紺とゴールドを基調とした豪華な魔法衣装。
  4. 魔法エフェクト(メインアート背景):紫・青・金の発光粒子。無数の魔法光線。下部に巨大な魔法陣。
  5. 右側特集見出し(情報誌UI):黄色の長方形ボックスを縦方向に3つ配置。赤文字×白縁取り。上「今覇権アニメ完全特集」中「人気マンガ最新話速報」下「声優陣独占インタビュー」。
  6. 下部特集帯(フッター):赤背景。白文字の極太ゴシック体。左側「P.16 今期アニメ全40作完全レビュー」。右側「次号予告:夏アニメ速報」。

[品質・タッチ] アニメ情報誌表紙品質。高品質アニメイラストと雑誌DTPデザインを融合した、書店で目を引く商業誌クオリティ。masterpiece, best quality, ultra-detailed, anime magazine cover, fantasy mage, magical effects, editorial design, vibrant colors, Japanese magazine, anime illustration

[カスタマイズ余地] メイン作品ジャンル:魔法ファンタジー(現行)/SFロボット作品/学園バトル作品。配色テーマ:赤×黄×紫(現行)/青×白×シアン/黒×金×赤。

 

このプロンプトは4つの部分に分かれています。

  1. [役割]では、AIに「誰の立場で作るか」を最初に伝えており、後の細かい指示の解釈がぶれにくくなります。
  2. [画面のレイヤー構造]が本体で、上部・左側・中央・背景・右側・下部と、画面の場所ごとに要素を分けて指示しています。これにより、要素同士が混ざったり、どこに何を置くべきかAIが迷う事態を避けやすくなります。
  3. [品質・タッチ]では画風の方向性を最後にまとめ、確実性を上げるために英語のキーワードも併記しています。「masterpiece, best quality,」に代表されるクオリティタグを英語表記にしています。
  4. [カスタマイズ余地]は、同じ構造を保ったまま一部だけ変えたい場合の置き換え候補です。

 

なお、今回紹介したのはあくまで一部を抜粋したものです。実際の商品に収録されているプロンプトは、各レイヤーの記述がさらに細かく、質感や小道具も、より詳細な指示になっています。

 

一文で伝える基本のプロンプトから、こうした画面をエリアごとに区切る書き方をもっと体感したい場合は「【ChatGPTメイン】一発画像生成超複合プロンプト辞典」が参考になります。こちらは570種類のプロンプトを、約73万文字のボリュームで収録しています。

 

よくある質問

Q:ChatGPTとNovelAI、アニメ風画像はどちらが得意ですか?

A:一概には言えませんが、傾向としてはNovelAIの方がアニメ特化のモデルとして設計されており、タグでの細かい制御がしやすい印象があります。ChatGPTは自然言語での指示のしやすさが特徴で、写真からの変換や、対話を重ねながらの微調整に向いています。

 

Q:無料版でもアニメ風画像は作れますか?

A:作れます。OpenAI公式サイトの料金プラン一覧でも、無料版で画像生成機能を利用できることが明記されています。ただし、生成できる枚数には上限があり、無料版はPlus以上の有料プランと比べて制限が厳しめです。

 

Q:日本語と英語、どちらでプロンプトを書くべきですか?

A:日本語でも十分に指示は伝わりますが、画風を示す専門的なキーワードやタグ(cel shading や anime style など)については、英語の方が安定して反映される傾向があります。とはいえ、初めは日本語オンリーで問題ありません。

 

Q:生成結果が理想と違う場合、何度も指示し直しても大丈夫ですか?

A:問題ありません。ChatGPTはチャット形式で続けて指示を出せるので、一度で完璧な仕上がりを狙うよりも、数回のやり取りを前提に少しずつ近づけていく方が、結果的にスムーズなことが多いです。

 

Q:特定のアニメ作品名を使うと、生成を断られることがあるのはなぜですか?

A:作品名やキャラクター名を直接指定すると、著作権に配慮したポリシーにより、生成が制限される場合があります。作品名をそのまま使わず、時代背景や配色、輪郭線の特徴といった要素に分解して伝えると、近い雰囲気を狙いながらこうした制限を避けやすくなります。

 

まとめ

 

ChatGPTでアニメ風画像を生成する際は、「アニメ風」という言葉だけに頼らず、画風・表情・構図・避けたい要素を具体的な言葉で補うことが、仕上がりを安定させるポイントになります。

 

画風や質感に関わる専門的な部分は、英語表記を組み合わせると、より意図が伝わりやすくなります。特定の作品名を使いたい場合は、要素に分解して言い換える工夫もお試しください。

 

まずは基本形のプロンプトから試してみて、そこから少しずつ言葉を足しながら、理想の仕上がりに近づけていってください。

 

手元の画像をアニメ風に再現して、プロンプトを詳細にコントロールしたい場合は「【ChatGPTメイン】画像解析・再現プロンプト生成フレームワーク」が役に立ちます。

 

画面をエリアごとに区切った本格的な構成をまとめて使いたい場合は「【ChatGPTメイン】一発画像生成超複合プロンプト辞典」が役に立ちます。

 

目的に合わせて使い分けるとスムーズに作成できるでしょう。

 

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