
近未来をテーマにした女性キャラクターは、強化スーツやメカニカルな衣装、サイバー系の配色などを取り入れやすく、ChatGPTの画像生成でも幅広いデザインを作れます。
ただ、SF系の要素を追加するだけでは、装備や色が変化しても顔立ちや線、塗りなどの絵柄自体は似た方向へまとまることがあります。
そこで今回は「近未来バトルヒロイン」を共通テーマとして、4種類のアーティスト系プロンプトを組み合わせた7種類のブレンドパターンを紹介します。
漫画、アニメ、ゲーム、イラストなど異なる方向の特徴を組み合わせることで、同じ近未来ヒロインでもシャープ、ポップ、ゴシック、幻想的など、異なる絵柄を作れるように構成しました。
※今回紹介するプロンプトは、BOOTHで展開している「アーティスト系プロンプト辞典【ChatGPTメイン】」を元に構築した応用例です。
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プロンプトのコントロール
複数のアーティスト系プロンプトを組み合わせる場合、4種類すべてを同じ強さで反映させる必要はありません。
例えば、あるアーティストの線が強く出すぎた場合は「○○は線質をわずかに弱める」、色彩だけを利用したい場合は「○○は色彩傾向を中心に反映する」といった形で追加指示を出せます。
反対に、狙った特徴が弱い場合は「○○のシャープな線をより明確にする」のように、必要な部分だけを指定する方法があります。
すでに作成したキャラクターへ適用する場合は、「キャラクターと構図を保ったまま、以下の画風に変更せよ」と指定する使い方もできます。
オリジナルキャラクターを作る場合は、
「completely original female character, original character design, no existing character, no recognizable franchise character」
といった補助指定を本記事紹介のプロンプトの前へ追加する方法もあります。これはアーティストや作品に関連する既存キャラクターのデザインに引っ張られるのを抑えるための指定です。
※オリジナルキャラや衣装に関する内容は、以下でも紹介しています。
>>【NovelAI】オリジナルキャラを安定生成するテンプレートを紹介
>>オリジナル衣装を版権キャラに着せる方法【NovelAI×ChatGPT】
1:シャープSFアニメ系
細身の人体とシャープな描線を中心に、都会的でスマートな近未来ヒロインへまとめるパターンです。軽量な強化スーツや特殊部隊風のキャラクターなど、すっきりしたSFデザインに向いています。
sadamoto yoshiyuki style, kubo tite style, lam style, yunoki style, slender angular anatomy, sharp graphic linework, restrained luminous shading
構築ロジックの解説
「sadamoto yoshiyuki style」と「kubo tite style」がメインとして「細身の人体とシャープでファッション性の高いキャラクター造形」の方向性を決め、「lam style」のスパイスが「グラフィックで都会的な線」を、「yunoki style」が「柔らかな発光感」を加えます。
「slender angular anatomy, sharp graphic linework, restrained luminous shading」が細身の人体・鋭い描線・抑制された発光陰影に固定するので、スマートで現代的なSFアニメ画風になります。
2:ポップサイバー系
高彩度の色面と大胆な色彩コントラストを使い、近未来感を明るくポップに見せるパターンです。ネオンカラーの衣装やゲーム・配信キャラクター系のデザインにも使いやすいです。
mika pikazo style, terada tera style, nana kagura style, hoshikuzu p style, high-saturation color blocking, bold complementary contrast, soft luminous futuristic texture
構築ロジックの解説
「mika pikazo style」と「terada tera style」がメインとして「高彩度でグラフィックな色彩設計」の方向性を決め、「nana kagura style」のスパイスが「華やかな瞳とキャラクター性」を、「hoshikuzu p style」が「柔らかな未来的発光感」を加えます。
「high-saturation color blocking, bold complementary contrast, soft luminous futuristic texture」が鮮やかな色面・大胆な補色・柔らかな発光質感に固定するので、暗さに頼らないポップなサイバー系画風になります。
3:ゴシックサイバー系
黒を基調とした衣装と鋭い顔立ちに、細かなゴシック装飾を組み合わせるパターンです。クールな近未来ヒロインや、ファッション性を強くしたサイバー系キャラクターに向いています。
rurudo style, kabocha vtuber style, final fantasy nomura style, mochizuki kei style, sharp cat-like eye design, layered gothic costume detail, controlled high-contrast shading
構築ロジックの解説
「rurudo style」と「kabocha vtuber style」がメインとして「鋭い目元と黒を基調としたゴシック系キャラクターデザイン」の方向性を決め、「final fantasy nomura style」のスパイスが「ベルトや装飾を重ねた衣装設計」を、「mochizuki kei style」が「力強い線とコントラスト」を加えます。
「sharp cat-like eye design, layered gothic costume detail, controlled high-contrast shading」が鋭い猫目・重層的なゴシック衣装・制御された高コントラスト陰影に固定するので、ダークでファッション性の高いサイバー画風になります。
4:機能的メカヒロイン系
華美な装飾よりも、戦闘装備としての機能性と読みやすいシルエットを重視したパターンです。強化外骨格や装甲戦闘服をまとった、実戦的なSFヒロインに向いています。
toriyama akira style, arakawa hiromu style, tales of series modern style, kazutake hazano style, armored combat suit, functional exoskeleton design, clean bright anime outline
構築ロジックの解説
「toriyama akira style」と「arakawa hiromu style」がメインとして「読みやすいキャラクター造形と機能的な装備デザイン」の方向性を決め、「tales of series modern style」のスパイスが「明るいゲーム系アニメの輪郭」を、「kazutake hazano style」が「精密で整った線」を加えます。
「armored combat suit, functional exoskeleton design, clean bright anime outline」が装甲戦闘服・機能的な強化外骨格・クリーンなアニメ線に固定するので、メカニックではなく、機械装備を身につけて戦うSFヒロインとして成立しやすい絵柄になります。
5:幻想SFヒロイン系
機械的な硬さを抑え、水彩的な線と透明感のある色彩からSF感を作るパターンです。精神世界、科学とファンタジーが混在するキャラクターなどに向いています。
final fantasy amano style, kobayashi tomomi style, shiso style, momoco style, watercolor-bleed linework, ethereal layered coloring, delicate translucent gradient
構築ロジックの解説
「final fantasy amano style」と「kobayashi tomomi style」がメインとして「流麗な水彩線と気品のある幻想的なキャラクター造形」の方向性を決め、「shiso style」のスパイスが「透明感のある静かな色彩」を、「momoco style」が「柔らかな塗り」を加えます。
「watercolor-bleed linework, ethereal layered coloring, delicate translucent gradient」が水彩の滲み・幻想的な重色・繊細な透明グラデーションに固定するので、機械表現に頼らない幻想的なSFヒロイン画風になります。
6:ダーク和風SF系
戦国甲冑や和風武具の造形に、重量感のある墨線と冷たい色彩を組み合わせるパターンです。サイバー侍や機械仕掛けの女武者など、和風とSFを融合したキャラクターに向いています。
nioh style, fujita kazuhiro style, kubo tite style, oshioshio style, intricate feudal armor detail, bold ink-weighted linework, delicate cool coloring
構築ロジックの解説
「nioh style」と「fujita kazuhiro style」がメインとして「精緻な戦国装備と重量感のある和風キャラクター造形」の方向性を決め、「kubo tite style」のスパイスが「黒を生かしたシャープなシルエット」を、「oshioshio style」が「繊細で冷たい色彩感」を加えます。
「intricate feudal armor detail, bold ink-weighted linework, delicate cool coloring」が精密な戦国甲冑・重量感のある墨線・繊細な冷色に固定するので、重厚さと女性的な繊細さを併せ持つダーク和風SF画風になります。
7:王道JRPG型SFヒロイン系
近未来的な要素を取り入れながら、明るいアニメ線と華やかな衣装で王道JRPGヒロインへまとめるパターンです。親しみやすいゲームキャラクターを作りたい場合に向いています。
tales of series modern style, bravely default style, nishida asako style, nana kagura style, clean bright anime outline, intricate fantasy costume detail, soft rounded facial design
構築ロジックの解説
「tales of series modern style」と「bravely default style」がメインとして「明るいアニメ調の線と、精緻なファンタジー衣装」の方向性を決め、「nishida asako style」のスパイスが「柔らかな顔立ち」を、「nana kagura style」が「大きな瞳と鮮やかなキャラクター性」を加えます。
「clean bright anime outline, intricate fantasy costume detail, soft rounded facial design」が明快なアニメ線・装飾的な衣装・柔らかな顔立ちに固定するので、王道JRPGらしい華やかさと親しみやすさを持つヒロイン画風になります。
まとめ

今回は「近未来バトルヒロイン」をテーマに、方向性の異なる7種類のアーティストブレンドプロンプトを紹介しました。
同じ近未来系のキャラクターでも、シャープなSFアニメ、ポップサイバー、ゴシック、機能的なメカデザイン、幻想SF、和風SF、王道JRPGと、組み合わせる画風によって大きく印象を変えられます。
アーティスト系プロンプトを組み合わせる場合は、似た画風だけを集めるのではなく、顔立ちや人体、線、衣装、色彩、陰影など、それぞれ異なる長所を持つものを組み合わせるのも一つの方法です。
今回紹介したブレンドパターンは、BOOTHで展開している「【ChatGPTメイン】アーティスト系プロンプト辞典」を元に組み合わせた応用例です。
辞典に収録している多数のアーティスト系プロンプトは単体でも使用できますが、今回のように異なる特徴を組み合わせ、自分だけの絵柄を構築する素材としても活用できます。
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